風邪を色々な症状が出てきますが、咳が治まらないこともあります。病院へ行って診察を受けるまでもなければ、ドラッグストアなどの市販薬の風邪薬で対応してみましょう。しかしドラッグストアではたくさんの市販薬が販売されているので、咳を抑える風邪薬はどれが良いか迷ってしまいます。その場合は成分をチェックして購入してみましょう。まず咳中枢を抑える成分には、リン酸コデインやリン酸ジヒドロコデインなどがあります。
効果はありますが、便秘を引き起こす可能性があるため、便秘気味の人は控えたほうが良いでしょう。もし便秘が気になる人であれば、その副作用が少ないといわれている臭化水素酸デキストロメトルファンが含まれた薬を選ぶことをおすすめします。また末梢性の成分としてはテオフィリン・アミノフィリンなどの成分があり、これは気管支平滑筋を拡張させて呼吸を楽にさせる効果があります。
更に交感神経を刺激して気管支を広げる成分には、塩酸メチルエフェドリンや塩酸メトキシフェナミンなどがあります。これらの成分は薬のパッケージに記載されているので、目を通してみましょう。それでも良く分からなければ、薬剤師或いは登録販売士に聞いてみることをおすすめします。